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【ガルパン考察】武部沙織は、なぜ恋に恋する恋愛脳になったのか

アニメ
【出典】『ガールズ&パンツァー』第2話© GIRLS und PANZER Projekt

ガルパンの主人公[西住みほ]を支える通信手、武部沙織

彼女の魅力であり、特徴的である部分の一つが、

なんでも色恋沙汰に繋げて考えてしまう恋愛脳だ。

【出典】『ガールズ&パンツァー』第1話 © GIRLS und PANZER Projekt

世の中のすべてのことを恋愛に結びつけ恋愛に憧れている。

【出典】ガールズ&パンツァー公式サイト、キャラクター説明文より(https://girls-und-panzer.jp/chara_saori.html)

 

「自称、恋愛の達人」、「目指せモテ道」、

恋愛マエストロ」、「マエストロ沙織

やだもー」、「婚活戦士ゼクシィ武部

…いつしか様々な異名を連ねる、愛されキャラに。

 

武部沙織恋愛脳

これはもはや揺るぎない事実である。

 

では、

なぜ武部沙織は、これほどの恋愛脳になってしまったのか?

 

ここでは、それを大真面目に考察していく。

 

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武部沙織の恋愛脳、その実態は?

恋愛に興味を持つのは普通

恋愛感情は誰しもが持つ、普通の感情だ。

女子高生であれば尚の事であるし、

同作品内でも、恋愛に興味がある人物は数人確認できる。

 

武部沙織、恋愛への強すぎる興味の元は…

しかしその中でも武部沙織(以下、沙織)は、特殊である

淡い乙女心のような、一般の女子高生が持つ恋愛感情より、さらに向こう側に行っている。

彼女が真に憧れているのは、結婚だ。

設定資料集などで明らかにされている彼女の趣味は、

なんと『結婚情報誌を隅々まで読むこと』。

【出典】『ガールズ&パンツァー 劇場版』© GIRLS und PANZER Film Projekt

↑劇場版で読んでいたのは、ファッション誌っぽいが…

 

「沙織の恋愛脳は、結婚への強すぎる憧れに起因している」

とすると、冒頭の問いは、

なぜ武部沙織は、結婚に強く憧れているのか

と置き換えられる。

 

結婚に強い憧れを抱く理由

ここからが本題である。

人の性格考え方形成には、その人の生活する周囲の環境による要因が最も大きい

つまり、沙織の育った環境に、結婚への憧れを促す要因があったということだ。

一体それは何だったのか。

 

武部沙織の家庭環境

沙織の家庭環境は、

父、母、妹と4人で暮らす、ごく一般の家庭であるとのことだ。

過去、杉山Pにも、沙織の家庭は「普通の家族」と明言されていた。

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普通すぎる家庭で育っただけなら、

たとえ両親の仲睦まじい様を見てきていたとしても、

結婚情報誌を読み漁るほどの強い憧れを抱くことはあるとは、思えない。

なぜなら、現環境は自分にとって当たり前のことになってしまうのだから。

当たり前にあるもの尊さには、なかなか気づけない

何かを計るには、比較対象が必要不可欠なのだ。

 

そこで、沙織の育った環境で注目すべきものが、もう一つある。

幼馴染である、冷泉麻子の存在だ。

 

幼馴染の冷泉麻子との関わり

武部沙織と同じ[あんこうチーム]の、操縦手を務める冷泉麻子(以下、麻子)。

彼女は、沙織とは小学生からの幼馴染なのである。

【出典】『ガールズ&パンツァー』第3話© GIRLS und PANZER Projekt

 

そして小学生の頃、麻子の両親は事故で亡くなっている

以来、家族は祖母一人だけとなる。

この事情を知っており、作中で語ったのは、沙織である。(第7話)

麻子の両親が亡くなる前から、麻子と沙織は友人関係にあったのだろう。

沙織が、麻子の母と祖母がそっくりだと語っていることからも、このことがわかる。

 

そして、沙織と麻子は、単純な友人関係ではなく、

まるで離れて暮らす家族のような関係であることが描写されている。

 

これがわかるシーンは、下記のとおり。

・朝、家の中まで起こしに行く。(第3話)

祖母(おばぁ)との関係をよく知っている。(第3話他)

・祖母の病院に付添として同行する。(第7話)

・麻子を母親のように叱る。(OVAアンツィオ他)

・麻子の引っ越しの荷造りを代わりに行う。(劇場版)

【出典】『ガールズ&パンツァー』第3話© GIRLS und PANZER Projekt

沙織が、麻子の家庭環境に深く関わっていたことが察せられるだろう。

 

これらから、

沙織は、両親を失った家庭環境を、小学生の頃から見てきた

ということが推測される。

 

二つの家庭を見て育った、沙織

両親を失った麻子の家庭と、普通すぎる自分の家庭

その両方を、沙織は小学生から見続けてきたことになる。

 

これにより、

周りから見て沙織の家庭が「普通の家庭」でも、

沙織にとってはそれが当たり前のこととはならなかった

 

麻子の家庭を知っているからこそ、

自分の「普通の家庭」が、尊いものであると、じわじわと実感していくことになった。

 

念の為言っておくが、

これは決して、麻子の不遇な家庭環境を蔑んで見ていたというわけではない。

多様な「家庭」を幼少期から見てきたことで、

自分のいる「家庭」の尊さを、人一倍知ることができた

ということである。

 

こうして得られた「ごく普通のあたたかい家庭」への憧れが、

無意識かつ、日を追う毎に増して行った結果が、

いつしか、結婚」、そして「恋愛」への憧れに結びついていったのではないだろうか。

 

おまけ: 高すぎる女子力の理由

おまけの考察。

母親を亡くした麻子のために、沙織は自分が母親代わりになろうと、

これも無意識に努めていたのではないかとも、考えられる。

そうして理想の母親像を追い求めることが、結婚への憧れにさらに拍車をかけたのかもしれない。

実際、沙織の高すぎる料理スキルや、1年生チームに慕われる程の面倒見の良さは、

女子力が高い、というレベルではなく、もはや母の領域である。

【出典】『ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!』© GIRLS und PANZER Projekt

 

 

結論:いい話

 

なぜ武部沙織は、これほどの恋愛脳になってしまったのか?

それは、

麻子との関わりの中で、家庭の尊さを知り、

結婚への憧れが強くなっていったためである。

 

そんな、いい話である説でした。

【出典】『ガールズ&パンツァー 最終章 第1話』特典 島田フミカネ描き下ろしミニ色紙 © GIRLS und PANZER Finale Projekt

沙織の家庭は、今後作中でも描かれることはないだろうが、

こんな背景があったらと考えると、「ガルパン」の深みがさらに増すものである。

 

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