『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』(以下、スマブラSP)の上達に向けた、
基本かつ重要なテクニックの数々をお伝えしていく。
ここでは、攻撃の基本である『通常攻撃(Aボタン攻撃)』について、
その種類と出し方、用途について説明していく。
※この記事は、動画でも見れます。 合わせてご覧ください。
地上8種、空中5種の、計13種のA攻撃を把握すべし
相手に攻撃を読まれないためには
初心者にありがちなのが、
「とにかくB(必殺技)を出しまくる。」
「スマッシュ技を出しまくる。」(あるいは「出てしまう」)
という点である。
結果、動きがワンパターンとなり、相手に読まれやすくなってしまう。
攻撃において重要なのは、「相手に読まれないこと」。
そしてそれは、手っ取り早く改善させることができる。
その方法は、攻撃の「手数」を身につけること。
スマブラにおいては、自キャラの攻撃の種類を把握することが、上達への一歩となる。
地上攻撃 8種類
操作キャラが地上にいるときに、LスティックとAボタンを組み合わせて出す攻撃。
弱攻撃1種、強攻撃とスマッシュ攻撃が、横上下それぞれ3種ずつ、
さらにダッシュ攻撃で、計8種類。
弱攻撃 (A) 1種類
基本的に、最も早く、最も軽い攻撃。
移動(Lスティック)を入れず、突っ立った状態で攻撃(A)すればいいだけなので、1種類しかない。
押しっぱなしにすることで、ヒットしたとき自動的に連続攻撃に繋がる。
連打だったり、
埋まりが発生したり、
ボタンを押すタイミングで、派生が変化するキャラクターもいる。
用途は、ダメージを稼ぐ場合が主であり、低%の相手に積極的に使っていこう。
強攻撃 (Lスティック+A) 3種類
早さと威力を兼ね備えた、バランスのよい攻撃。
Lスティック方向によって、横強、上強、下強の3種類がある。
多くは、弱攻撃よりリーチが長い。
ふっとばしの強い攻撃も多いので、各キャラでトドメとして使えるものがあるか確認しておこう。
強攻撃を出そうとして、慌ててスティックを入れてスマッシュ攻撃になってしまうのは、
よくあること。
対応策としては、
・スティックを最大まで倒しきらない
・ガードや回避行動中に、先にスティックを入れておく
などがある。
とにかく、「倒してA」ではなく、「倒した状態でA」であることを理解しよう。
力まず冷静に、というのが、強攻撃のポイントだ。
スマッシュ攻撃 (Lスティックはじき+A もしくは Rスティック) 3種類
出が遅いが、ダメージもふっとばしも強い。概ね、リーチも長い。
ただし、外したときのスキが大きい。ここぞというところで使っていきたい。
スティック方向によって、横スマ、上スマ、下スマの3種類がある。
キャラごとに違いはあるが、とりあえず下記のように覚えておこう。
→ 横スマ:前方に高威力
↑ 上スマ:上方向に高威力
↓ 下スマ:後方にも攻撃
「はじき」と言っても、別にLスティックを本当にはじく必要はなく、
Lスティックを初期位置(ニュートラル)から最大に素早く倒した瞬間にAを押せばよい。
A押しっぱなし、あるいはRスティックを入れっぱなしにすることで、タメが可能。
1秒で最大タメになり、その後2秒まで保持しておける。
タイミングを見計らって放とう。
タメのある・なしを使うだけでも、手数は増える。
スマッシュ攻撃が特に、キャラごとの色が出る。
自キャラのスマッシュの早さやリーチや威力、ふっとばし方向なども、把握しておこう。
ダッシュ攻撃 (ダッシュ+A)
ダッシュ中にAボタンを押すことで、ダッシュ攻撃となる。
横に移動しながらの攻撃となるため範囲は広いが、攻撃後のスキが大きい。
素早く突くような攻撃から、威力が高い攻撃まで、キャラにより様々。
トドメとして使えるキャラもいるので、把握しておこう。
逆に、トドメにもならないのに、攻撃を急いでダッシュ攻撃を繰り返し当てていても、
なかなか相手をふっとばすことはできない。
ダッシュ攻撃をガードされたりすると、相手の目の前でスキだらけの状態となり、
投げや大技を入れられてしまう。 多用は禁物だ。
相手のスキを突いたり、着地際やダウン時の追撃を狙っていこう。
空中攻撃 5種類
操作キャラが空中にいるとき、LスティックとAボタンを組み合わせて出す攻撃(Rスティックのみでも可)。
通常(ニュートラル)と前後上下で、計5種。
通常空中攻撃 (空中A)
Lスティックは倒さず(ニュートラル状態)、Aボタン。 通称「空N(クウエヌ)」などと呼ばれる。
発生が早く、スキも少なく、攻撃判定が長く続くものが多い。
ジャンプ→A と素早く入力できれば、至近距離で戦っている際の攻撃が、一手増える。
当てようとして移動(Lスティック)が入っていると、他の空中攻撃になってしまうので、要注意。
前空中攻撃 (Lスティック前+A)
Lスティックを前方に入れながらAボタン。 通称「空前(クウマエ)」など。
発生が早いものだったり、威力が高いものだったり、リーチがあったり、
キャラごとに特徴は様々だが、汎用性の高いものが多い。
例えばマリオの場合は、攻撃の発生時に当てれば、メテオスマッシュ(下に落とす攻撃)となる。
他に、シモンやリヒターの場合は、ムチを伸ばしてガケつかまりが可能であるため、
復帰の一手として活用できる。
キャラごとに最も性能差が出る空中攻撃とも言えるので、
自キャラの空前の特徴を、よく把握しておこう。
後空中攻撃 (Lスティック後ろ+A)
Lスティックを後方に入れながらAボタン。 通称「空後(クウウシロ,クウゴ)」など。
発生が早く、ふっとばしが強い攻撃が多い。
トドメの一手として使えるようになれば、相手にかけるプレッシャーは格段に上がる。
基本的に、空中で向きが変わることはないため、
飛ぶ前に自キャラがどっちを向いているか、落ち着いて把握した上で、繰り出していこう。
上空中攻撃 (Lスティック上+A)
Lスティックを上方に入れながらAボタン。 通称「空上(クウウエ)」など。
発生は早いが、威力はそこそこというものが多い。
しかし画面上側で追撃することができれば、トドメにもなりうる。
たとえ威力が低くても、
空上を当てたところに、空中ジャンプで追いかけて追加で空上を当てる、
といったコンボも可能である。
上にふっとばした相手に追撃するための一手として、習得しよう。
下空中攻撃 (Lスティック下+A)
Lスティックを下方に入れながらAボタン。 通称「空下(クウシタ)」など。
空前なみに、キャラごとに性能差が大きい攻撃である。
メテオスマッシュが可能であることが多い。
※メテオスマッシュについては、詳しくはこちら
シークなど一部のキャラは、急降下する特性を持っており、
ステージ外で発動した際は自滅することが多いので、注意が必要だ。
なぜかメテオと勘違いして自滅した、というのは、よくあること…。
最初はぎこちなくても、とにかく全ての攻撃を使うよう意識しよう
攻撃を確認したものの、13種類の特性まで覚えてられない!
そりゃあ最初はそうだろう。
まずは、上に挙げた各攻撃が出せるようになればよい。
そして実戦では、13種類の攻撃を全て使いながら戦うことを意識しよう。
例えば、
ダメージが低いうちは、弱攻撃や空N、
ダメージが高くなってきたら、強攻撃や空上下、
トドメの一撃には、スマッシュや空前後、
と、意識するだけでもいい。
あるいは戦っている最中、
ふと使っていない技に気がついたなら、それを積極的に当てにいってみる、
と意識するのもいい。
これだけで、ワンパターンだった動きが、比較的解消されることだろう。
冒頭でも書いたが、勝負となると攻め急いでしまい、大技一辺倒になってしまいがち。
手数を増やし、相手の意表を突くことを、念頭に置いてみよう。
次回は、『必殺ワザ』について解説していく。
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— ug@ブログ (@ug44291041) August 6, 2019
コメント
わかりやすかったです!