The Escapists 2(エスケーピスト2) プレイ後レビュー

ゲーム

Nintendo Switch版『The Escapists 2(エスケーピスト2)』をひと通りプレイしたので、良いところ悪いところ含めて、レビューします。

 

タイトルThe Escapists 2(エスケーピスト2)
開発Team17
対応機種Nintendo Switch
発売日2018年8月9日
ジャンルロールプレイング / シミュレーション / ストラテジー
プレイ人数

ローカル:1~2人

オンライン:2~4人

Nintendo Switch|ダウンロード購入|The Escapists 2
模範囚のフリをして、壁に穴を掘り、看守から鍵を奪う… 強固な刑務所からあらゆる手段を計画し脱獄しよう!

 

高い自由度の中、システムの穴をくぐっていく楽しさ!

とにかく脱獄せよ!方法は自由!

本作のクリア条件は、

脱獄すること」!

以上!

 

プレイヤーは、様々な施設に収容され、

手に入る物を使って、あの手この手で脱獄を達成する。

施設ごとにタイムスケジュールは固定で、

点呼労働をこなさないと、すぐに怪しまれる

何も考えずにプレイしていると、日々のスケジュールを淡々とこなし、1日が終わってしまいます。

 

脱獄方法は、施設により様々

同じ施設でも、複数の脱獄方法がある。

穴を掘って、地下道を抜けるか!?

バイクに乗って大脱走か!?

はたまた、飛行機を作って派手に飛び立つか!?

どう脱獄するかは、プレイヤー次第

 

システムの穴を探れ!

クリアに必要なのは、

模範囚のフリをしながら、いかに脱獄計画を企てるか

 

これは即ち、

システムの穴をついて、いかに施設の弱点を攻めきれるか、

ということなのである。

それこそが、このゲームの醍醐味

 

例えば、日々のノルマ

これらは、決まった時間・場所に、ちょっとでも顔を出してしまえば、

あとはどこに行っても怪しまれることはない

 

「点呼」中に抜け出してもOK!

「朝食」なんて食べなくてもOK!

 

こうして空いたちょっとした時間に、

人の所有物を物色し、脱獄物資を集めていく!

 

もちろん、やりたい放題、というわけではない。

いかに 看守に怪しまれずにやるか、がポイントだ。

 

怪しまれる行為の”線引き”を学べ!

ゲーム内ステータスとして、

プレイヤー個人への警戒指数「ヒートと、

施設全体への警戒指数「警戒度が、存在する。

 

ヒート」は、いわば現行犯“の指標。 0~100まである。

点呼に行くのが遅れたり、人の机を漁っているのを見られると、「ヒート」は上昇する。

これが80を越えると、看守に警棒でぶちのめされる

しかしたとえ「ヒート」が上がっても、

看守に見つからず隠れていれば、徐々に下がって、やがて追われることはなくなる

 

警戒度」は、施設全体に対する。☆0~☆5まである。

朝食に現れなかったり、施設の壁に穴が開けられているのが見つかると

警戒度」は上昇する。

レベルが1つ上がるたびに、見回る看守が増えたり

無敵の番犬が徘徊するので、プレイヤーは行動しづらくなる

日付が変わるまで、「警戒度」は維持される。

 

 

ヒート」と「警戒度」。

この二つを上げないようにすればいいわけだ。

行為の”線引き

プレイヤーはそれを、学んでいく

 

例えば、看守を何人ボコボコにしようが

ヒートが上がるだけなので、その後隠れていれば、何事もなかったかのように振る舞える

 

持っているのがバレると没収される「禁制品」は、

手に持って看守に見られようが不問

 

床に置くと、すぐ回収されるが、

置いた瞬間を見られてもお咎め無し

  

 

このように、実際だと

「いや、気づけよ!」

と思うような行動でも、

「このゲームならOK!」

ということを学んでいく。

理解を深めるほど、より大胆な行動が可能となるのだ。

このゲームの上達とは、そこにある。

 

もちろん、逆に

「これダメなのかよ!」

というような、理不尽に直面することもある。

それも学ぶのだ。

 

 

施設をくまなく探索して、光明を探せ!

システムの穴がわかってきたら、施設をくまなく探索する余裕がでてくる。

そして今度は、脱獄ポイントを探すのだ。

 

巡回の来ない塀やフェンスだったり、

民間人の通用口だったり、

ゴミの搬出口だったり。

ゲームなので、必ず施設特有の脱獄方法が用意されている。

それを探る

 

脱獄ポイントに気がつき、そこを調べれば、

ご丁寧に、必要なアイテムもわかるようになっているので、

そのアイテムを施設内で調達すればよい。

 

「全然わからない…」という人のために、

ヒント機能も用意されている。

監獄内の「電話」を使うと、脱獄のヒントを聞くことができる。

何を探し、どこへ行けばいいかが、わかるようになっている。

 

 

ある場所に、あるアイテムを持っていく、

というのが、主なクリア方法となる。

広いフィールドを相手にした、パズルみたいなものである。

全てのピースがハマったときの達成感は、高い

 

もちろん、それらを無視して、

ひたすら壁を掘り進めたり、抜け穴を作って脱獄しても、OK。

 

脱獄準備が整った というときに油断して、

看守に捕まってアイテムを没収される、なんてことも多々あるのが、

このゲームのおもしろいところだ。

 

 

ステージタイプは、『監獄型』と『護送型』の二種類

ステージは大きく分けて二種類

毎日の日課をこなしながら虎視眈々と脱獄計画を練る『監獄型』と、

時間内に素早く脱獄を図る『護送型』がある。

 

ここまで書いてきたのは、このゲームの基本である『監獄型』だが、

護送型』もアイテムを調達して脱獄する、という点では変わらない。

護送中、ということで、プレイヤーの行動が許されるのは牢屋内のみで、

フィールドを探索するには、スニーキングか、見つかっても気絶させることを強いられている

 

監獄型』は難易度が高く、脱獄にもそれなりに時間を要する。故に、達成感が高い

一方、『護送型』は、フィールドもあまり広くないので、サクッとプレイできる。

 

このゲームの醍醐味は、『監獄型』に詰まっているので、

そちらの方が断然おもしろいと思うが、

護送型』も、これはこれでおもしろい

特に、オンラインマルチプレイでのドタバタ感は、『監獄型』ではなかなか味わえない。

 

オンラインマルチプレイで助け合え!

オンラインマルチプレイは、不特定多数(パブリック)と、フレンド限定と、両方用意されている。

マルチプレイ限定の脱獄方法も用意されているため、

「マルチプレイだと簡単すぎる」とはならないだろう。

全員同時に脱獄しなければならないので、誰かがヘマをするとOUTだ。

やりごたえは十分であった。

 

 

重要なアイテムを持っていながら、看守に追われたときでも、

走りながら仲間にそのアイテムを託して、やり過ごしたりできる。

 

戦闘になりやすい『護送型』ステージでは、

敵味方が入り乱れる大乱闘に発展しやすく、

仲間と連携して場を制圧できたときは、実に爽快だ。

 

ゲーム内には、

固定メッセージの簡易チャットも用意されているが、

フレンドとの協力プレイの際には、音声通話連携を取るのをオススメする。

 

 

操作性、BGMも良い

操作方法ひとクセあるが、慣れてしまえば実にスムーズに行動することが可能となっている。

一分一秒を争う脱獄プランを遂行する中では、このスムーズな操作性がありがたい。

気絶させた看守からを奪い、を取ったら、また看守のポケットに鍵を戻す

といった行動も瞬時に行えるようになる。

 

また、何気にBGMの種類が豊富である。

ステージ毎に用意されているのはもちろん、

各時間割毎にも変化するし、警戒度に応じて重低音が混ざる

状況の緩急を見事に演出してくれていて、非常に良い

 

ゲーム性は満足。しかしシステム面はやや不満。

ゲーム性の部分で、不満点はほぼ無い。

システム面で粗が目立つ。

マルチプレイでのバグ多し

シングルプレイでは、バグはそうそう無いが、

マルチプレイでは不安定になるのか、バグ非常に多い

 

ホスト以外のプレイヤーにはラグが発生しやすく、

看守や他の囚人が、急に目の前から消えたり

壁を貫通して移動したりすることが多々ある。

 

看守との戦闘時にもラグが発生するので、

相手が瞬間移動をしながら一方的に殴ってくることすらある。

 

そもそも、オンラインマルチプレイで、ホストの部屋に入ろうとした際、

エラーが発生してソフトが終了することが多々ある。

しかも、このゲームはなぜか起動時からタイトル画面までのムービー一切スキップできないので、

非常にテンポが悪い

最悪の場合、プレイ中のセーブデータが破損することもある。

 

ゲーム性がいいだけに、こうした不具合が多いのは惜しい。

 

良くも悪くも 説明不足?

単純な「不満点」とはしにくいが、

操作アイテムに関する説明チュートリアルが、やや薄いと感じる。

 

一応、操作方法を解説しながらプレイできるチュートリアルステージは用意されているものの、

それだけでは足りないくらい、このゲームでは多くのことができる

 

特に、アイテムは膨大な数がありながら、そのほとんどは使い方が説明されない

しかしこれについては、

『監獄』という閉鎖された環境の中で、限られた物を利用する、

という状況において、手に入れた謎のアイテムの使い道を自分で探し、考える

というのは、ゲームのコンセプトにも合っているのではないかと、私は思う。

この不便さも、ある種「味」を出していると言える。

 

しかしながら、やや玄人ゲーマー向けになりがちである感じは、否めない。

 

 

ボリューム充分! じっくりプレイしたい人にオススメ!

不満は多少あるものの、2150円、という価格に対し、充分なボリュームが詰まっていると感じた。

ステージの難易度も、進むほど高まるので、

やればやるほど”学び“は増え、楽しさは増してくる。

じっくりプレイしたい人には、是非オススメの一作である。

The Escapists 2 developed by Mouldy Toof Studios and Team17 Digital Ltd © 2017. Published by Team17 Digital Ltd. All trademarks, copyrights and logos are property of their respective owners.

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