「炎炎ノ消防隊」アニメ化! 原作の魅力を紹介

漫画

まずは…

炎炎ノ消防隊』、TVアニメ化決定おめでとうございます!

漫画のオススメ紹介記事を書こうと思っていた矢先の、この朗報。

 

作者は、『ソウルイーター』で有名な大久保篤(おおくぼあつし)氏。

ソウルイーター / 1巻
【姿・形が問題じゃねェ、問題なのは「魂」...

私も『ソウルイーター』からファンになり、『炎炎ノ消防隊』も楽しみに読んでる次第です。

 

この作品も、大別するなら『ソウルイーター』のような「バトルもの」だ。

消防隊員のドキュメンタリーものではない。

では早速、どんな物語なのか、見どころも合わせてお伝えしていく。

 

突如として蔓延した「人体発火現象」!?

舞台は東京、とはいえ我々の世界とは似て非なる、SFの東京

一番の違いは、人体発火」なる現象が、世の一般になっているところ。

 

発火して自我を失った 『焔ビト(ほむらびと)』

体が突発的に燃えだし、自我を失い暴走しだした人は、『焔ビト』と呼ばれ、

災害、あるいは致死の病として、恐れられていた。

【出典】炎炎ノ消防隊(第1巻)/大久保篤

冒頭。通勤中の電車で、突如体が燃えだした一般人。

 

こうなると、消化器でも消化できない。

消化するためには、暴走した焔ビトを殺すしかない

 

炎の制御に目覚めた 『能力者』

人体発火現象には分類があり、それぞれ「第一世代」「第二世代」「第三世代」と呼ばれる。

先に紹介した「焔ビト」は、「第一世代」となる。

そして炎に適合し、操る力を得た者が、「第二世代」「第三世代だ。

 

第二世代 ―炎・熱操作―

炎・熱の制御操作が可能。

「操作」といっても様々であり、力の大小もある。

 

例えば炎をかき分けたり

【出典】炎炎ノ消防隊(第1巻)/大久保篤

 

例えば、銃火器の軌道を制御したり。

【出典】炎炎ノ消防隊(第2巻)/大久保篤

 

例えば、炎を動力にして、鉄のアームを浮遊させて戦う

【出典】炎炎ノ消防隊(第8巻)/大久保篤

 

一番バラエティに富んだ能力を見せてくれるのが、第二世代だと思う。

 

 

【出典】炎炎ノ消防隊(第3巻)/大久保篤

熱の制御のはずが、なぜ氷が?

これも第二世代。

 

第三世代 ―発火能力―

自身で発火させた炎を自在に操る。

主人公『シンラ』は、両足を発火させ、

ジェット機のように加速した超速スピードからの炎の蹴りを、得意技とする。

【出典】炎炎ノ消防隊(第1巻)/大久保篤

 

第三世代も様々で、シンラは足だけの発火だが、

例えば、炎を剣状に発火させ、振り回すヤツもいる。

【出典】炎炎ノ消防隊(第7巻)/大久保篤

 

第三世代の印象は、豪快!派手!

 

じゃあ第三世代が一番強いのか、というと、一概にそうとも言えず、

第三世代が発火した炎も制御できてしまうのが、第二世代だったりする。

【出典】炎炎ノ消防隊(第1巻)/大久保篤

各々の能力の使い方次第、ってことだ。

ココらへんのバランスが、よくできている。

 

人体発火に対応する「特殊消防隊」!

ここまで読めばおわかりだろうが、

自我を失った「焔ビト」(第一世代)を、能力者の第二・第三世代が食い止めるのが、

この世界の基本的な構図となる。

 

そして舞台となる東京で、焔ビトを鎮めるエキスパートとして存在するのが、

「特殊消防隊」である。

【出典】炎炎ノ消防隊(第1巻)/大久保篤

 

特殊消防隊そのものの闇に挑む、「第8特殊消防隊」

特殊消防隊も一枚岩ではなく、善良なのから、胡散臭いのまで様々だ。

中には、人体発火現象の原因を知っていながら、秘密にしている者もいるようだ。

 

主人公シンラが属するのは、極小でオンボロの「第8特殊消防隊」。

彼らは、特殊消防隊の内部を調査し、真実を究明するために結成された、いわば特命部隊だ。

社会の裏組織と対立していく、少数精鋭部隊である。

【出典】炎炎ノ消防隊(第2巻)/大久保篤

 

以上が、物語の大筋である。

彼らはなぜ人体発火の究明に命を賭けるのか、そしてその「真実」とは一体なんなのか。

読み進めるほど深まっていく、キャラクターと世界観に注目だ。

 

 

ちなみに、第8特殊消防隊の隊長は、第二世代でも第三世代でもなく、なんと無能力者

それだけ聞くと、「ザコじゃんww」と思われるかもしれないが…、

私は、この隊長が作中で一番カッコいいと思っている。

【出典】炎炎ノ消防隊(第5巻)/大久保篤

 

 

燃えるバトルシーン、緻密な世界設定、やらかしてくれる作者!

ここからは、見どころをいくつか抜粋します。

炎能力限定なのに、多彩なバトルシーン

バトルシーンが熱い! そりゃ炎だから、ってそれもそうなんだけど。

 

炎・熱に限定した能力ばかりなのに、実に多彩なバトルを見せてくれます。

 

主人公シンラは、足の発火限定

それ故のアクションもできるし、技もだんだん増えていきます。

能力者それぞれ、できることは違うし、

ただただ皆で燃え比べのガマン大会をするなんてことは、無いですよ。

【出典】炎炎ノ消防隊(第2巻)/大久保篤

流れるような連打連打のスピード感あるバトルも!

一発逆転の大迫力シーンも!

【出典】炎炎ノ消防隊(第9巻)/大久保篤

バトルシーンはテンポが良くて、それでいて決めるところは決める! 魅せ方が非常にいい!

 

炎・熱を利用して、あんなことも可能!こんなことまで可能! 全ては作者の発想次第!

※ネタバレを控えたいので、あまり深く言及できないのは、ご了承下さい…。

 

そして忘れちゃならない、キャラの魅力が一気に引き立つ決め台詞!

【出典】炎炎ノ消防隊(第9巻)/大久保篤

カッコいいぜ…。

 

消防隊なので、火事場での戦闘も多く、とにかく熱い。見てるだけで熱い

描き込まれた炎の描写にも、注目だ。

【出典】炎炎ノ消防隊(第1巻)/大久保篤

 

 

徐々に明らかになっていく、世界の背景

どこかポップな大久保篤ワールド。

ネタバレにならないものを、いくつか紹介。

大正時代的風景に 近未来的技術

東京の町並みは、一見大正時代のよう古臭さを感じる。

【出典】炎炎ノ消防隊(第1巻)/大久保篤

しかし、現代とそう変わらない格好をしている人もいれば、

未来的なハイテクノロジーも登場する。

特に、に関する技術が、圧倒的に進歩しているようだ。

  

【出典】炎炎ノ消防隊(第8巻)/大久保篤

大正の雰囲気を保ったまま、近未来に来たような、実にハイセンスな世界が広がっている。

 

“氏”、”名”が逆?

日本人なら普通、”氏”が先、”名”が後。(例:鈴木 一郎)

しかしなぜかこの世界では、”名”が先、”氏”が後。 (例:一郎 鈴木) 要は欧米式です。

無意味にそうしているわけでもなく、何か理由があるようで…。

これも後に明らかになってきます。

【出典】炎炎ノ消防隊(第4巻)/大久保篤

 

 

大災害? 地下? 世界になにがあったのか。

もう一つ、設定としておもしろいものを挙げておきますと、

現代の東京と同じように、この世界の東京も、地下鉄が張り巡らされています。

しかし正確には、「張り巡らされていた」。

今は機能していないどころか、宗教上の禁忌として、地下への立ち入りが禁じられています。

ネザー」と呼ばれ、人々の畏怖の対象となってしまっているとか。

【出典】炎炎ノ消防隊(第8巻)/大久保篤

そうなってしまったのは、「人体発火」が初めて発生した「大災害」がきっかけらしい。

地下鉄が崩れてしまっただけなら復旧すればいいものの、

なぜ”禁忌”として、民衆から遠ざけているのか。

 

首都近傍で暮らす人たちなら、一般的に使っているであろう地下鉄線が、

まるでラストダンジョンのように恐れられているのは、なんだか奇妙な世界です。

 

 

なにかやらかしそうな、作者に期待

第二話からいきなりの

『ボボボーボーボーボボー!!!』

(この漫画は、講談社で連載しています)

【出典】炎炎ノ消防隊(第1巻)/大久保篤

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まあ、コミックスにも載ってるわけだから、このくらいは大丈夫なんでしょうね(笑)。

 

しかし、同巻の巻末おまけ漫画でも、

集英社の「ジャンプ」を野球の「ヤンキース」に例えて、

入るならヤンキースだよなとか言ってしまってるし。

【出典】炎炎ノ消防隊(第1巻)/大久保篤

↑ちなみに、「マガジン」は「レッドソックス」に例えられている。

 

そんな、巻末おまけ漫画の「あつし屋」。

地味に毎回楽しみにしています。  

 

他にも、原稿はできてるのに、「休載に興味があった」ということで休んだり

色々やってくれているようです。

(でもこれもOKでてるであろうあたり、悪いことしてるわけじゃないんだよね。)

こんな自由に生きる作者から、次はどんな物語が飛び出してくるのか、期待しております。

 

とりあえず5巻まで

2018年11月現在、15巻が発売して、絶賛連載中の『炎炎ノ消防隊』ですが、

アニメは一体、何クールやって、どこまでやるのか?

今はまだ不明です。

 

アニメ化されて興味が出てきて、ちょっと読んでみようかな、と思ったならば、

とりあえず5巻まで読んでみることをオススメします。

ひととおりキャラも活躍して、面白くなってくるあたりです。

※Kindle版は、1巻無料。(2018/11現在) 試し読みしてみるのも、アリですね。

 

今後、アニメに関して情報があれば、追っていきたいと思います。

TVアニメ『炎炎ノ消防隊』
TVアニメ化決定!大久保篤(「ソウルイーター」)×david production(「ジョジョの奇妙な冒険」 「はたらく細胞」)がおくる、灼熱のダークファンタジー始動!

 

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