Wild Guns Reloaded(ワイルドガンズ・リローデッド) クリア後レビュー

ゲーム

Nintendo Switch版『Wild Guns Reloaded(ワイルドガンズ・リローデッド)』をクリアしたので、

良いところ悪いところ含めて、レビューします。

 

タイトルWild Guns Reloaded(ワイルドガンズ・リローデッド)
開発ナツメアタリ株式会社
対応機種Nintendo Switch (PS4版、PC版あり)
発売日2018年4月19日
ジャンルガンシューティング・アクション
プレイ人数

ローカル:1~4人

※スコアランキングのみ、オンライン対応

WILD GUNS Reloaded
任天堂の公式オンラインストア。「WILD GUNS Reloaded」ダウンロード版の販売ページ。マイニンテンドーストアではNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)やゲームソフト、ストア限定、オリジナルの商品を販売しています。

 

プレイ形態は、3人によるマルチプレイが主だったので、

レビュー内容もそれを前提としてください。

何度も繰り返せる 中毒性の高いスリルと爽快感

操作はシンプル

左右に動ける二段ジャンプもできる。

横回避もできる。照準は別に動かせる

で、撃つ

敵の攻撃は、一撃でも受けるとアウト

 

OK、ではゲームスタート

いつの間にかゲームオーバー

わずか数秒の出来事…

 

気づいたときにはもう遅い。プレイヤーの盲点のつき方が秀逸。

さて何が起きたのか。

どうも撃つことに集中しすぎて、敵の攻撃(銃弾)が全く見えていなかったようだ。

敵の弾は、意外と速い。その上、敵はあらゆるところから現れる

 

画面上側の敵に照準を合わせて倒している内に、横から、あるいは近寄られて攻撃されてしまう。

「プレイヤーから見て奥に向かって銃を撃つ」、というゲームの性質上、

手前の注意が疎かになりがちなのだ。

このゲームは、その盲点を的確についてくる

 

プレイヤーは、銃だけではなく、近接攻撃も可能

通常、銃を撃つために押しっぱなしにしているボタンを、ただ一回押し直せばいいだけだ。

敵が近くにいれば、それだけで近接攻撃が発動し、一撃で敵を倒せる。

あるいは、撃つのを一瞬やめて、回避行動をとればいい。

ただそれだけのはずなのだが、

次から次に湧いてくる敵の波に、自衛の意識は削がれ

「あっ…!」となったときには、もうやられている

 

敵の配置や、出現タイミング攻撃方法の組み合わせが、実に秀逸なのである。

 

 

テンポ、爽快感、スリル、悔しさ… 湧き上がる中毒性!

アクションやシューティングには、それなりに腕に覚えがあった私も、

死んで死んでの繰り返し。

 

このゲームにセーブポイントや、チェックポイントといったものは無い

コンティニュー回数分(残機)を全て消費したら、ゲームオーバー。

マルチプレイであれば、残機は共有だ。

皆で続けざまにやられれば、あっという間に残機はゼロになる。

 

これじゃあ難しすぎて、あまりおもしろそうじゃないじゃないか!

と思うかもしれないが、ちょっと待って欲しい

 

ロードもなくスピーディーな展開敵を薙ぎ払っていく爽快感

ギリギリで回避するスリル、そして虚を突かれたときの悔しさ…。

これらが混ぜ合わさって湧き上がってくる、この中毒性はなんだ!?

 

ゲームオーバーになろうとも、またすぐ再開ができる。

気がつけば、もういっちょう!

と、また挑むのだ。

今やられた不意打ちを、次こそ回避するために。

 

ゲームオーバーを繰り返しても、継続的に楽しめる

4人のキャラクター、それぞれの爽快感

ゲームオーバーを繰り返してもなぜか継続的に楽しめてしまうのは、他にも仕掛けがある。

まず、プレイヤーキャラが切り替えられること。

 

クリントアニーは、基本に忠実なキャラ。まずは彼らを操作するのをオススメ。

クリント照準移動が早くアニー自身の移動速度が速い

ドリス爆弾を溜め撃ちして投げまくるパワータイプで、相手を拘束する投げ縄の範囲も広い

犬のバレットは、撃ちながら移動ができるため、回避性能が高い。オマケに攻撃は自動照準だ。

 

特に、リメイクから追加されたドリスバレットのクセが強く、

まるで別ゲーになると言っても過言ではないだろう。

 

ちょっと気分を変えて、キャラクターを変えてみると、

新たな爽快感に気づくことができるのだ。

 

自由に選べるステージ構成

いいところまで行ったのに、またゲームオーバー。

また1ステージから…。

 

だが飽きずに続けられるよう、ステージ構成にも仕掛けがある

 

最初の1ステージは固定、

そしてその後、4ステージから、順番を自由に選び

全てクリアしたら、ラストステージが待っている。

 

中盤の4ステージを自由に選べるのがポイントだ。

 

「5ステージ目にして、いいところでやられてしまった!」

そんなとき、

「じゃあ次は、そのステージを2番目に持ってきて、ちょっと練習しようか。」

「このステージはもう安定してクリアできるようになったから、後回しにしよう。」

状況に応じて、こんな変化も可能だ。

 

1ステージしかクリアできなくても、

とりあえずほぼ全てのステージに挑むことができる、ということでもある。

 

飽きずにプレイが続けられるのは、

こうした工夫がうまく作用していると言えるだろう。

 

ライトゲーマーには不向きか

残機無限の『ビギナーモード』が用意されてはいるものの、

ライトゲーマーには少々厳しいつくりとなっている。

チュートリアルはやや不十分

チュートリアルとして、静止画と説明文で、ゲームシステムの説明が用意されてはいるものの、

やや不十分である感は否めない。

 

自キャラを動かさず敵を倒し続けていると、スコア倍率は増える。

そして10万ポイント毎にコンティニュー数が1増加する。

…といった攻略のために重要となるシステムが、いまいち気が付きづらい

 

特にわかりづらかったのが、

敵の弾を、自分の攻撃で相殺できること。

そして一定量相殺すると、『ガトリング砲モード』なる無敵のぶっ放し状態が発動できることだ。

理解できれば、戦略性も増すシステムなのだが、

静止画と説明文だけでは、いまいちわからないのであった。

解説の動画か、簡単に体験できるトレーニングモードのようなものが用意されていれば、

ライトゲーマー層にも優しいつくりとなっただろう。

 

小画面の環境では厳しい

大勢の敵を倒しながら、大量の弾も避けながら…

いい意味で、画面が非常にうるさい。

 

故に、小さい画面でのプレイは、それだけ難易度を高めてしまう

ニンテンドースイッチ本体の画面でのプレイは、少々厳しい。

 

また、死んではやり直し、繰り返し感覚を研ぎ澄ませていくゲームなので、

空いた時間にちょっと気軽に… とは、なかなかいかない

 

テレビの前に集まって、じっくり腰を据えて、みんなで集中してプレイしよう。

ハマるとなかなかやめられない。

 

アクション・シューティングに自信があるなら、挑んでみよう

24年前の作品のリメイク

それを実現できたことには、やはり確かなクオリティがあってこそ

プレイしてみて、それがよくわかる。

 

これを2000円以下でプレイできるとは、実にお得だ。

 

プレイ人数によって、選べるステージが変化したり、

ボスラッシュモードが用意されていたり、と、

なかなかやり込める要素はある。

 

スコアランキングは、オンライン上で競えるので、

ヘビーなゲーマーたちも際限なく挑むことができる。

 

余談だが、

私と友人の3人で辛くもクリアしたスコアが、当時のスコアランキング1位になってしまった(笑)。

スイッチ版発売間もなくで、しかも3人プレイでのスコアだったからだろうが、

それでも嬉しいものである。

 

アクション・シューティングに自信のあるゲーマーたちよ!

是非このスコアを塗り替えてくれ!

(とっくに塗り替えられていると思うけど)

 

WILD GUNS Reloaded
任天堂の公式オンラインストア。「WILD GUNS Reloaded」ダウンロード版の販売ページ。マイニンテンドーストアではNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)やゲームソフト、ストア限定、オリジナルの商品を販売しています。

 

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