【ケムリクサ考察】第6話 Aパート 前半

アニメ
【出典】『ケムリクサ』第6話 ©ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

アニメ『ケムリクサ』の考察をしていきます。

内容としては、裏設定とか、各要素のモチーフなどを考えることより、

物語をつぶさに観察して、世界やキャラの深みを掘り下げていくことに特化しています。

※筆者個人の考えに過ぎませんので、参考程度にお読み下さい。

※共感の他、間違いや別な意見などもあれば、

 遠慮なくコメントして(本ページ下部から)頂ければ幸いです。

※最終話までの視聴を前提に書いています。ネタバレ必至です。

 

作品の公開順に追っています。

ここでは、第6話Aパートの前半(りく登場から)について。

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アニメ『ケムリクサ』の考察をしていきます。 物語をつぶさに観察して、世界やキャラの深みを掘り下げていくことに特化しています。 皆様の参考となれば幸いです。
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第6話 Aパート 前半

※以降のセリフの引用(❝ ❞内)は、全て

『ケムリクサ』第6話(©ヤオヨロズケムリクサプロジェクト) を出典としている。

自分たち以外は、むし

りく「なんだぁてめぇ。 あかむしの新種かぁ?」

りく「おっ? 目がいいむしだなぁ。」

りく「なんだよ、りつたちの連れかよ。ならむしでもなんでもいいや。」

【出典】『ケムリクサ』第6話 ©ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

初めて見る生物は、とにかくむし扱い

1話で、りんたちの前に現れたわかばも、問答無用であかむしとして扱われた。

あれも、周囲を警戒したピリピリした状態による誤認、ということではなく、

どうあってもむしと見なされた、ということになる。

 

『人を見たら泥棒と思え』、ということわざがあるが、

この場合はまさに、

『ヒトを見たらあかむしと思え』

と言えるだろう。

これが姉妹の共通認識になっているようだ。

 

変なものを見てきた、りく

りくに至っては、

わかばに敵意が無いとわかった後も、依然むしだと思っている節がある。

 

それだけ多種多様なあかむしを見てきたということか。

六島は変なものが出る」とも発言している。

りく「うるせえなぁ。やっぱり六島は変なものが出やがるなあ。」

変なもの」とは、「特殊なあかむし」を指しているのだろうが、

「やっぱり」という言い方から、そう頻繁に現れるものではないこともわかる。

これは、「六島は変なものが出るのでは?」という不確かな憶測が、

今回確信に変わった、ということ。

 

いつその「変なもの」に出会ったのだろうか。

少し考えを飛躍させるが、

例えばそれが、りくに致命傷を与えたヌシだったのかもしれない。

 

その「変なもの」を、りくだけではなく、りんたちも目の当たりにしたことがあるからこそ、

1話でわかばあかむし扱いしたのかもしれない。

【出典】『ケムリクサ』第1話 ©ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

 

 

敵意を感じるが友好的であろうとする、わかば

わかば「え…? あなた… あれ? えっ!?

 僕はヒト… かどうかよくわからないんですけど… あの…

 少なくともあかむしではなくて…!

 それよりも、あなたは? よかったら、あの…!

一方でわかばは、りくに対して友好的であろうとする

しかし、りくからの明確な敵意を感じ取ったのだろうか、

やや焦り気味に弁解している。

 

見知らぬ場所で、見知らぬ人からいきなり「てめぇ」と呼び止められ近づいてこられたら、

危険を感じるのは当然だろう。

 

最初の「あれ?」とは、

りんから、「この世界には自分たちしかいない」と聞かされていたため(3話)、

疑問を感じた様子だ。

しかしそんな疑問後回しにするほど、身の危険を感じた。

【出典】『ケムリクサ』第6話 ©ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

身構えられていたからこそ、突然のりくの飛び道具の不意打ちも、

回避できたのかもしれない。

 

 

一言で判明する、りくの過去

りく「おめっ それみどりちゃんじゃねえか。 どこで手に入れた? つか使えんのか?

この一言から、色々とわかることがあるので、順に追っていこう。

 

みどりちゃん」という呼び方

みどりちゃん」という愛称は、りつによるものだ。

ケムリクサを通常「ちゃん付け」で呼ぶのは、

作中でわかる限りではりつりなだけである。

少なくともりくはそう呼んでいなかったはずだ。

この後わかばに渡すアイイロについては、「アイちゃん」とは呼ばず、「これ」と言っている。

ここでりくが「みどりちゃん」と呼んだのは、

妹たちが呼称していたものを、そのまま代用していただけと思われる。

「お前それ、いわゆる”みどりちゃん”じゃねえか。」

という感じだ。

 

ということは、

生前、ミドリイロのケムリクサを見たことがあり

またそれを、りつが「みどりちゃん(の葉)」と名付けたところにも、立ち会っていた

ということになる。

 

「どこで手に入れた?」

名付けたときには、りつたちと一緒に六島にいただろうから、容易に想像できるとして、

葉は見たのはいつだったのだろうか。

 

六島で拾ったみどりの枝が成長を始めた頃には、りく死亡していたはずだ。

ということは、

枝を拾った時点(六島)で、葉も少し拾ったのかもしれない。

 

あるいは、りくここしばらくは六島にいた様子(地理に詳しい)なので、

探索中に、みどりの葉を見つけたことがあったのかもしれない。

【出典】『ケムリクサ』第6話 ©ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

 

成長後のみどりの木を見たことがある、とは考えにくい

なぜなら、りくりつたちの現在の様子を知らずわかばに確認していたからだ。

そもそもそれを知っていたなら

「どこで手に入れた?」という聞き方ではなく、

「りつのじゃねえか!」と問い詰めるのではなかろうか。

 

偶然拾ったものしか見たことがないからこそ、

どこで」という聞き方をしているのだろう。

 

「使えんのか?」

使えんのか?」という問いかけの意図は、二通り考えられる。

 

一つは、あかむしなのに自分に使えるのか?」、という単純な疑問

これは1、2話でのりんの疑問とも同様だ。

 

もう一つは、「使い方がわかるのか?」という、興味本位からの質問

5話において、みどりの「直す」という能力を、りんたちも知らなかったことから、

同じく、りくみどりの使い方を知らなかったことが予想される。

そのため、こちらの方が優勢だと私は思っている。

みどりの葉を見た時点で、攻撃を停止した敵意をなくした、ということから見ても、

この時点で、わかばあかむし(敵)、という判断を改めたことがわかる。

 

もしこちらが正しければ、先の「みどりの葉を見た場所」についても、

さらに絞ることができる

つまり、死後六島探索中にみどりの葉を見たことがある、という線が無くなる

なぜなら、使い方を知らないのだとしたら、

見つけたみどりの葉は、まだりくが持っているはずだからである。

しかしその様子もないので、

「使い方がわからない」「生前に葉を見たことがある」

という推測が有力になってくるということだ。

 

 

キミドリの葉を複数枚に

りく「ならこれはどうだぁ?

持っているキミドリの葉を、瞬時に2枚にしたように見える。

まるでカードが重なっていたかのようだ。

【出典】『ケムリクサ』第6話 ©ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

12話においては、2枚どころか、無数の葉にして使用していた。

これが、りくの持つ能力に関係しているのか、

キミドリの葉特有の能力なのかは、不明である。

【出典】『ケムリクサ』第12話 ©ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

これはどうだ?」という言い方から、

ちょっと本気を出した様子ではある。

 

とにかくりくには、

キミドリの葉を複数枚にする」ということが可能であり、

これが最終決戦の伏線でもあったのだ。

 

 

またも見られる、絶大な信頼関係

りく「あぁ? おめえ、りつ知ってんのかぁ。」

わかばりつと知り合い、というだけで、瞬時に味方と判断されたようだ。

先程まで殺意全開だったのに、既に笑みがこぼれている

それほどまでに、六姉妹の信頼関係は絶大ということだろう。

【出典】『ケムリクサ』第6話 ©ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

懐かしい名前を久々に聞いて、無意識に笑顔になったようにも見える。

 

 

地下道に、あかむしの痕跡?

よく見ると、背景のいたるところに、赤い煙のようなものが見える。

【出典】『ケムリクサ』第6話 ©ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

【出典】『ケムリクサ』第6話 ©ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

【出典】『ケムリクサ』第6話 ©ヤオヨロズケムリクサプロジェクト

これは、1話でりんが視認していた、「あかむしの痕跡」とも似ているが…?

これも同じものだとしたら、

遭遇こそしなかったものの、地下道にもあかむしは多く潜んでいたのかもしれない。

 

 

次回、第6話 中盤!

なんとOP前の1分少々のシーンで、こんなに書けてしまいました。

区切りもいいので、一旦ここで。

 

次回!

りくとトーク!

【ケムリクサ考察】第6話 Aパート 中盤
アニメ『ケムリクサ』の考察をしていきます。 物語をつぶさに観察して、世界やキャラの深みを掘り下げていくことに特化しています。 皆様の参考となれば幸いです。ネタバレ必至です。 ここでは、第6話Aパート中盤について。

 

ここからも引き続き、お付き合いいただけると、幸いである。

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