2018.11.1、「スマブラSP」にDLCによる新ファイターが5体追加されることが、発表されました。
その5体を、考察に基づいて予想します。
※ここに書いてあることは、全て私個人の予想に過ぎません。 一意見として、気楽にご覧頂ければと思います。
※発売後追記
ここに書いてあることは2018年11月6日時点での予想です。
筆者の浅はかな推測を、生暖かい目で御覧ください。
※残り2体になったところで、改めて予想しました!
予想における条件
この予想は、もちろん私の希望も含まれてはいるのですが、
既に公開済みの情報から、最低限根拠のある予想として、論じていきます。
共通して参考とする情報は、以下となります。
ダッシュファイターではない
冒頭にも貼り付けました動画『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL Direct 2018.11.1』
(以下、スマダイ)において、「すべて いちからの制作」、「ダッシュファイターでもない」と
桜井氏は発言しています。
そもそも、そのゲームのメインとなっているキャラでなければ、
別売りであるDLCとして、価値が下がりますからね。
ファイターに対応した新ステージと新BGMが必須と仮定
同じくスマダイにおいて、「1ファイター、1ステージ、複数の音楽がセット」と発言があります。
普通に考えれば、ファイターに対応したステージと音楽なのでしょうが、
それを確定する発言はありませんでした。
しかしここでは素直に受け取ることにします。
つまり予想するファイターには、全く新しいステージとBGMが付け合せとなることが必須条件です。
『アシストフィギュア』、『スピリット』で未確認であることを必須と仮定
これは、予想の材料としては賛否あるかと思いますが、
アシストフィギュアはもちろん、スピリットとして確認済みのキャラクターは、
新ファイターにはなり得ないと仮定します。
過去(スマブラfor)、ミュウツーやリュカのフィギュアが確認され、参戦が絶望視された後、DLCでの追加はありましたが、彼らは過去作で登場済みだった、ということもあります。
意外性、サプライズ感を重視する桜井氏が、
既に公開済みの情報から、新規ファイターを匂わせるというようなことは、考えにくいです。
ちなみに、アシストフィギュア全59体は、既に公開されています。
企画開始時に、DLCも含めた全ファイターを決定している
スマダイにおいて、桜井氏は以下のように発言しています。
企画開始時(2015年後期)に参戦ファイターを全員決めるため、その後に発表されたゼノブレイド2などのファイターは作れませんでしたが、レックス気分は楽しめることと思います。
これは、DLCの説明の後の発言ですので、
新ファイターも企画開始時に概ね決定していると思われます。
『DLC制作決定』とは銘打っていますが、今から新ファイターを考えるはずないでしょう。
この言葉を私は、
「任天堂の業績、スイッチの売れ行き、スマブラSPの売上予想など、それらを鑑みた結果、
企画開始時から計画していた新ファイターを5体、正式に制作することを決定した。」
という風に受け取っています。
新規に1ファイターを追加するだけで、相当な苦労であり、
特に、そのキャラクターのイメージを壊さないように、関係者たちと折り合わせていくのは、
本当に気を使っているらしいです。
ましては、他社のキャラクターとなると、その苦労はさらに増します。
今から思いついたキャラで、1年で5体を制作するのは、とてもじゃないですがありえないでしょう。
※追記 11/6に、桜井氏のツイートにて、DLC内訳が既に確定していることを明らかにしました。
『スマブラSP』ではDLCを作りますが、その内訳はすでに確定しています。
今回は任天堂が全てラインナップを決めてきており、私はそれを作れるかどうかを判断し、企画しています。— 桜井 政博 (@Sora_Sakurai) November 6, 2018
DLC 新ファイター予想 一覧
前置きが長くなりましたが、以上を踏まえた上で、私が予想する新ファイターは、以下の5人です。
エルマ (ゼノブレイドクロス/任天堂・モノリスソフト)
ゼノブレイドシリーズ『ゼノブレイドクロス』から、実質主人公のエルマさんです。
スマダイにおいて、ゼノブレイドシリーズのBGMが一部公開されましたが、
その中に「ゼノブレイドクロス」のBGMが一切見当たらなかったのが、気になりました。
つまり、「ゼノブレイドクロス」の舞台が新ステージとして追加され、音楽もそこで追加される
という予想です。
「ゼノブレイドクロス」そのものを忘れられてるんじゃねーの?
いやいや、そんなはずはございません。
なぜなら、スピリットの中に、「ゼノブレイドクロス」から登場しているものがあるのですから。
「Formula(フォーミュラ)」という、プレイヤーキャラが載って戦う、
軍事ロボット(正式には”ドール”)です。
こいつがいるのに、メインのエルマが未だ確認できていない!
参戦を期待するには、十分ではないでしょうか。
懸念点といえば、桜井氏はゼノブレイドシリーズのファンでありながら、
ゼノブレイドクロスは未プレイらしい、ことですかね。
※2018/11/19 海外のプレイ映像にて、エルマさんはスピリットとして確認されてしまいました。
海外のプレイ映像で、エルマさんがスピリットで確認されてしまった…。
ついでにバンワドも。
だが斬撃のREGINLEIV、確認!#スマブラSP pic.twitter.com/5AwZp4Te2N— ug (@ugniconico) November 20, 2018
アイルー (モンスターハンターシリーズ/カプコン)
モンスターハンターから、ハンター…ではなく、猫のオトモアイルー。
ハンターだと、地味だと思うんですよ。
その点、アイルーなら、小ぶりの体躯から意外性あるアクションを見せてくれそうです。
リオレウスが、アシストフィギュアやボス枠?として登場しながら、
モンハンからファイターがいないのも寂しいですから。
犬やネズミはおりますが、実は猫がいなかったのです。
ガオガエン? ありゃトラどころか、プロレスラーじゃないか。
また、『モンスターハンターワールド』が世界的に売れるまで、
海外での評価はあまり高くなかった、とよく聞きますが、E3の発表を見るに、上々のようですね。
知名度においては心配ないかと。
PSカンファレンス終了! そして、モンスターハンターワールド!!! 映像が始まった瞬間からどよめきが起こり、最後は大歓声。ああ、うれしい。よかった。ほかもいろいろすごかったけど、とにかくこれ。楽しみ! #モンスターハンターワールド #E32017 pic.twitter.com/vl8YmyzD1a
— 林克彦@ファミ通 (@Famitsu_Hayashi) June 13, 2017
カプコンからの参戦は、ロックマン、リュウ、ケン、と既に3人いるのが、懸念点です。
スティーブ (Minecraft/Mojang・日本マイクロソフト)
マインクラフトより、プレイアブルキャラクターのスティーブです。
色違いで、アレックスもいけるでしょう。
キャプテン・ファルコンや、ネスや、リトルマックを知らない子供たちだって、
当然スマブラをやります。
子供たちを楽しませてこそ、任天堂。
なのにDLCに知らないキャラがいたって、誰も欲しがりませんよね。
スイッチでも継続的に売れ続けていて、子供たちにも大人気のマインクラフト。
そこから参戦があれば、大きな起爆剤となるでしょう。
原作通りのカクカクで、クラフトを活かした独特のアクションであれば、
他キャラとの差別化は十分です。
そもそもマイクロソフトが参戦を承諾してくれるか、というところが、懸念です。
三島平八 (鉄拳シリーズ/バンダイナムコ)
「開発に深く関わってくれているバンナムから参戦がないなあ。」と思うも、
しかし参戦するなら、この人くらいしかいないのでした。
鉄拳シリーズの、三島平八。
世界的に見ても、ネームバリューは十分だと思います。
しかしスマブラにおいては、地味になってしまうと言わざるを得ません。
“強いじいさん”という点では、キャラが立ってるかもしれないが。
格ゲーからあまり参戦させたがらない桜井氏が、
既に、リュウとケンを参戦させている中、
DLCの新ファイターとして、さらに格ゲーから選ぶでしょうか。
『ポッ拳』というコラボもありますし、やはり「ありえなくはない」ということで、予想に残りました。
リュウ・ハヤブサ (忍者龍剣伝・NINJA GAIDEN / コーエーテクモ)
同じく、「コーエーテクモから参戦がないなあ」と思い、
予想に結びついたのが、FC「忍者龍剣伝」および「NINJA GAIDEN」シリーズから、
リュウ・ハヤブサです。
来てないんですよね。定番のレトロゲーム枠が。 (こいつがレトロか微妙なところだが)
コーエーテクモゲームスの『零~濡鴉ノ巫女(ぬれがらすのみこ)~』から、
アシストフィギュアとして、不来方 夕莉(こずかた ゆうり)が参戦しています。
アシストだけで、参戦はないのか?と考え、
予想にあがってきたのが、リュウ・ハヤブサです。
忍者は海外に大人気ですからね。
ゲッコウガやシークなど、忍者っぽいやつらはいますけど、
彼はガチの忍者です。
その他 予想にあがったキャラ
こうして5人を見てみると… 濃いな、絵面が。
スティーブとアイルー以外、リアル路線のキャラクターだ。
インパクトに欠けている感じはあります。
『クラウド参戦』並の衝撃を、今回また用意されていそうです。 とても予想がつきません。
というか、パックンフラワーの時点で衝撃ですから。
さて、他にもいくつか候補はありましたが、除外した理由も含めて、紹介していきます。
バンジョーとカズーイ (バンジョーとカズーイの大冒険/マイクロソフト)
彼らが来ても、子供たちは「誰?」となるでしょう。
同じマイクロソフトなら、マイクラのほうがインパクトがあります。
チョコボ (チョコボの不思議なダンジョン/スクウェア・エニックス)
「不思議のダンジョン」新作も出ます。「スマブラfor」ではMiiコスにもありました。
FFシリーズの主人公たちよりも、世間一般には有名なんじゃないでしょうか。
正直、なくはないと思います。
和田どん (太鼓の達人シリーズ / バンダイナムコ)
平八以外に、バンナムからゆるいキャラを探すと、「太鼓の達人」の彼が挙がります。
アクションはおもしろそうですが、海外知名度があまり高くないのが懸念。
アルル・ナジャ (ぷよぷよシリーズ/SEGA)
「ぷよぷよ」のキャラクター版権はSEGAにあるようなので、参戦させることはできるでしょう。
海外知名度が、まだ低いのが懸念点。
最近盛り上がってきているようです。
クラッシュ・バンディクー (SEGA)
版権がいろんなところを渡っているようですが、最新作では、「セガゲームス」となっていますね。
知名度は十分で、新作もありえるので、参戦もなくはないと思います。
その他
参戦が噂されるキャラと、個人的な意見です。
・バンダナワドルディ … セットの新ステージ・BGMを考慮すると微妙
→2018/11/19 海外のプレイ映像にて、スピリットとして確認されました。
・ジーノ … スマダイより、スピリットの参加可能性高し
・ドラクエシリーズ … 海外知名度が低い
・春麗 … ストツーから3人は多すぎでは
・セフィロス … クラウドのダッシュっぽい
・カラテカ … スピリット確認
・成歩堂龍一 … 格ゲー経験もあるが、アシスト向きか
・ソラ … 版権が(
・クロノア … 映画化の話どうなった?
これらも所詮、私個人の意見です。
制作側は、こうした条件や心配を無視して、やろうと思えばなんでもあり、ですから、
結局のところ予想はつきません。
こうして予想することで、プレイ前から楽しんでしまいましょう。
『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』は、2018年12月7日(金)発売です。
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