ニュージーランド最高峰、マウントクックを臨む村の4日間 その3

その1、2の続きです。

ニュージーランド最高峰、マウントクックを臨む村の4日間 その1
日本より遥か南の島、ニュージーランドの最高マウントクック! 登頂難易度は高く、登山上級者でない限り登るのはやめておきましょう。 しかし登山上級者じゃなくても、マウントクックは十分堪能できます! 周辺ぐるっと氷山に囲まれた、マウントクック村に滞在した4日間のお話
ニュージーランド最高峰、マウントクックを臨む村の4日間 その2
知る人ぞ知る険しき道「セバストポール」から、ニュージーランド最高峰マウントクックを臨みます。 登れば登るほど際立つその雄大さに、感動です。

圧倒的絶景! ミューラーハットルート

まずは『セアリーターン』から

滞在3日目。

昨日午後から続いて、晴天!快晴!雲ひとつない空!

村からでも、マウントクックの頂がよく見える!

3日目にして、ついに来ましたよ、この上ない快晴が!

これは行くしかねえ、絶景中の絶景と言われる、『ミューラーハットルート』!

↑ミューラーハットルートおよびセアリーターン入り口

 手前の山のセアリーターンを登り、そこから先の雪山がミューラーハット、である。

 片道3時間ほどかかる、とされる。

 

セアリーターンは、片道1時間程度。

まずはこれを、準備運動がてら登ります。

ほぼ階段のコースです。

 

しかし登る途中も、実に絶景

昨日巡った、ケアポイント、それにフッカーバレーまで、一望できます。

既にそれほどの高さに!

昨日までのコースに比べると、今日のコースは高低差がエグい

 

9月、ということで、セアリーターン終盤では、残雪も見られます。

 

残雪とはいえ、舐めてかかったらいけませんな。

ましてや、ここから先は、まだ雪山が広がってるとのこと。

ここらで軽アイゼンを装備です。

途中すれ違った、現地の人らしきおっちゃんにも、

「アイゼン持ってる?」と聞かれました。

ちゃんと準備しておいて良かった。

ちなみに使用したのは、モンベルの『スノースパイク6 クイックフィット』です。

【モンベル】スノースパイク6 クイックフィット
雪山の軽登山や夏の雪渓歩行に最適な6本爪タイプのスノースパイクです。操作性と安全性を両立した独自のラチェットバックル(特許取得済)を採用し、ラチェット部分への雪の詰まりや、岩などへの引っ掛かりによる不意のリリースを防ぎます。ベルト部分には、柔らかく、低温でも硬化しにくい素材を用いることで、高いフィット感と収納性を実現。...

これで十分でした。

 

まずは、セアリーターン、攻略

ちょっとした広場が広がっており、ベンチで休憩もできます。

絶景を眺めながら、軽くエネルギー補給です。

 

『セアリーターン』から、『ミューラーハットルート』へ

さあ、ここから ミューラーハットルート!

…いや、道どこ?

↑この広大さ伝わりにくいだろうが、中央あたりに人が見える。

 

もはや一面雪山。

既に人が歩いた跡があるので、それだけを頼りに登っていきましょう。

 

いやしかし、これはかなり急勾配だよ。

しかも足元は深くて柔らかい雪。 なかなか前に進めない。

 

そして照りつける太陽! 雪面の反射!

気がついたら、水がもう無くなってしまった。

しかたないので、その辺の雪をペットボトルに詰めて、溶かして飲む。

「マウントクック雪解け水100%!」

 

急勾配すぎる!

ほとんど四足歩行で登っている。

というより、いつしか雪に這いつくばりながら登っていく有様に。

 

先に登っていた二人組も、途中で帰っていき、

また周りには誰もいなくなってしまった(笑)。

 

息も絶え絶え、ようやく急な斜面を登りきった末、

目の前に広がるのは、どでけえ雪山!

な…なんじゃこりゃあ…

しかも、奥から「ドドドドド…」雪崩の音が、終始聞こえるし。

しかし感じるのは、恐怖よりも、驚嘆

「すげえ」としか言いようがない迫力であった。

自分が今いるところと、見ている山で、まるで世界が違うかのような。

 

目に見える斜面を登り切れば、真っ赤な山小屋は すぐそこ

斜面は登りきったので、あとは稜線を少し歩けば、ミューラーハットルートの終着点である、

赤い山小屋にたどりつくはず。

 

あれ…どこ?

全然見当たらないが… 確かにこっちの方角にあるはず。

足跡も残っているし、それだけを頼りに進んでみると…

お?

青と白だけの世界に、突如目に入ってくる、赤い影

あれはぁぁぁぁ

 

あったぞおおお!!

 

見事に真っ赤っ赤だな(笑)。

誰もいなかったけど、ここでは宿泊も可能だそうで。

中は結構綺麗でした。

 

ミューラーハットルートから見るマウント・クックは、実に絶景

高く登るほど、その雄大さが増して見えるマウント・クックは、

ここから見た姿が、一番でした!

周りはデカい山だらけ

しかしその中でも一際異彩を放つマウント・クック

 

天候が良ければ、是非オススメのルート。

ミューラーハットルートでした。

 

 

おまけ

帰りにはもう日が傾いて、斜面が陰に。

昨日登った『セバストポール』の岩肌も、よく見える!

つーかあんなの登ってたのか…

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